2024/10/17

コラム

農業支援の一環として「植林」をアジア太平洋地域で展開する国際NGO「オイスカ」とは

リタ・マークス社は、パチンコ業界の中で当社がリーダーシップをとり、業界全体で社会に何か貢献できるようにとの思いで「植林ぱちんこ」を提供しています。一方で遊技者のニーズは様々で、消費者のニーズを満たしながら社会貢献につながるような業界に成長していけたらと考えています。現在「植林ぱちんこ」はより多くの店舗で利用していただけるよう取り組み中です。実際に利用いただいたお客様からは高い評価をいただいています。

この「植林ぱちんこ」の仕組みで得た資金は、公益財団法人オイスカという団体に寄付し、実際にタイ、フィリピン、フィジー、ウズベキスタンの4ヵ国で植林を実施いただいています。今回は、オイスカ海外事業部海外開発協力担当部長の林様と藤井様に、オイスカの創設背景やこれまでのお話を伺いました。

オイスカの創設背景

オイスカは元々、農業技術の指導を通じた人材育成に取り組んできた団体です。植林活動が注目されていますが、私たちの始まりは農業支援でした。設立は1961年で、当時は戦後復興期にありました。

私たちの創設者は、戦後の復興について、日本が物質的な豊かさだけでなく、精神的な豊かさも同時に発展していかなければならないと考えていました。そして、同様に戦後独立したばかりのアジアの国々にも、物質的な発展だけでなく精神的な豊かさを求めることが必要だと感じており、国際会議を繰り返し開きながら、平和な世界を築くための形を模索しました。その中で、人は食べなければ生きていけないし、食料や水が不足すると争いが起こる。これを解決するために、農業支援を通じて食糧問題の解決を図り、飢えのない世界を作ることが私たちの目指す平和な世界の一つの形だと考え、オイスカを創立しました。

農業を支援するだけでなく、その地域の環境に配慮しながら持続可能な農業を実現するため、1980年代から植林活動も本格的に行ってきました。例えば、アジアの暖かい地域では、以前は年に2回から3回お米が収穫できていたのに、山からの水が不足し始め、年に1回しか収穫できなくなったという声が聞こえてきました。こうした状況に対処するために、山に木を植え、環境を整えることで農業を持続可能にするという取り組みが始まったのです。

SDGs(持続可能な開発目標)がブームになるずっと以前から

実際、私たちの活動はSDGsが注目されるずっと前から行ってきたもので、飢餓をなくすことを目指す点で、SDGsの理念と一致しています。例えば、タイでのマングローブの植林プロジェクトでは、漁業を行っていた人々が植林によって漁獲量を回復させることができ、さらに観光資源としても活用できるようになりました。これにより、地域の人々の生活が豊かになり、持続可能な社会の構築に貢献しています。

タイのプロジェクトは比較的うまくいっています。植林活動は地域の人々の生活向上にも大きく貢献しています。プロジェクトは各国各地域に住んでいる住民から「こんな問題があるので解決したい」というような要望やニーズがあり、オイスカでもその問題を解決するために、今ある農業や産業を活かしつつ支援をしています。また、その地域からリーダーが育つような人材育成にも力を入れています。

タイのマングローブ植林プロジェクトで、女性たちがマングローブ石鹸を手作りしている様子

 

植林活動の地域社会や環境への影響

オイスカが行っている植林活動は、地域社会や環境に多大な影響を与えています。植林によって水源の確保が進み、農業が持続可能になった事例や、山火事や土砂崩れの防止につながったケースもあります。また、マングローブの植林による沿岸部の保護や、持続可能な漁業の復興も成功事例の一つです。日本国内外での活動により、地域社会の安定と環境保全に貢献しています。

また、地域ごとの気候や土壌条件を考慮し、植林する木々の選定や植え方を工夫するほか、現地の人々が主体的に森を守り、活用しながら持続可能な森林管理を実現できるよう、繰り返しセミナーを行うなど啓発活動や技術指導にも力を入れています。

タイのマングローブ植林プロジェクトで、住民への説明を行っている様子

 

日本全国にある研修センター

日本国内には愛知、大阪、香川、福岡に4つの研修センターがあります。大阪のセンターは主に技能実習生の受け入れを行っていますが、愛知、香川と福岡のセンターでは農業研修が中心です。ただし、農業技術を教えるだけでなく、農業を通じて規律やチームワーク、リーダーシップを身に付けてもらうことを重視しています。朝早くから畑作業を行い、出荷作業も行う中で、研修生たちはチームワークやリーダーシップを学ぶほか、帰国後にリーダーとして活動できるよう、農業技術だけでなくマネジメントも教えています。

 

また、研修生は地域の会員の方々とも交流し、日本からの支援に感謝しながら活動する姿勢も身につけています。主に東南アジアの国々から来ており、フィリピン、インドネシア、マレーシア、フィジーなどから研修生を受け入れています。最近ではウズベキスタンやメキシコからも研修生が来ています。国によって募集方法は異なりますが、例えばフィジーでは、政府と協力して農業研修プログラムを運営しています。

四国研修センターの様子

 

「植林ぱちんこ」とのコラボレーション

企業とのコラボレーションは多岐にわたります。例えば、植林活動をはじめとするオイスカの活動を支援してくれる企業は、社員の理解を深めるため、農業ボランティアを通じて研修生と一緒に農作業を行うことがあります。また、企業が自社のレストランで、研修センターで育てた野菜を提供する事例もあります。

御社とのコラボレーションについてですが、オイスカの理念と「植林ぱちんこ」が掲げる社会貢献の取り組みは、相乗効果を生み出す可能性が高いと思っています。企業のCSR活動にとどまらず、一般の顧客や社員も巻き込んだ形での参加は、広範な啓発活動にもつながり、より多くの人々に植林の重要性を理解してもらうきっかけになると期待しています。

一般の人々が参加できる方法

オイスカの植林活動には、一般の人々も参加することが可能です。ボランティア活動や研修プログラムを通じて、直接植林に携わる機会を提供しています。また、企業を通じた支援や、地域でのイベントに参加することで、個人でも積極的に貢献できる場を整えています。

今後のオイスカの活動について

気候変動の影響が大きくなる中、私たちも災害に強い森を作ることや、地域の生活を守るためのプロジェクトに力を入れています。それだけ地球温暖化や気候変動が激しくなっており、インドネシアなどではマングローブの植林だけでは海岸の浸食などを防ぐことができず、消波ブロックの設置など、環境とインフラを組み合わせた支援も進めています。
このように、オイスカの活動は、植林を中心にしながらも地域の持続可能な発展に貢献することを目指しています。今後も環境保護や地域支援を軸に、より多くの人々と協力しながら活動を広げていく予定です。

次世代に伝えたいメッセージ

オイスカが次世代に伝えたいメッセージは、持続可能な社会を構築するためには、自然環境の保護と地域社会の安定が不可欠であるということです。次世代の若者たちが、地球規模の問題に対して積極的に行動し、協力して取り組むことが大切だと考えています。

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いかがでしたか?
リタ・マークス社自身もまだ小規模で、社員も少ないのですが、これから仲間を増やし、オイスカさんの活動にも日本でも参加するような機会を作っていきたいと思いを新たにしました。

「植林ぱちんこ」は、植林している月に600本ぐらいですが、オイスカさんでは、ウズベキスタンではこれから4万ヘクタールの植林が必要になるため、まだまだ植林本数が足りません。

植林が必要な地域は全世界にあるため、当社では業界全体に「植林ぱちんこ」に参加してもらえる仕組みづくりや、遊技者の方を巻き込み、地球温暖化や環境保護といった問題にも目を向けていただきながら、楽しみながら地球を守るという意識を持っていただけるよう、発信を続けていきたいと考えています。

こちらのオイスカさんの活動にぜひ参加したい!と思われた方はぜひ、ぜひ一度「植林ぱちんこ」の導入店にお越しください。

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